12月8日 地区部会 議事録

投稿者: | 2019年12月18日

第2回地区部会

2019年12月6日(金)

15:00-17:00

寝屋川高校 LAN教室

参加者(8名)

 

(1) 自己紹介

順番に自己紹介を行い、本日意見交換を行いたいテーマを挙げた。

 

(2)ディスカッション

自己紹介の中で話題となった以下のテーマについて情報交換を行った。

  1. 新学習指導要領でのカリキュラム編成
  2. 大学共通テストへの情報Iの導入
  3. 府立高校のネットワーク環境
  4. 学校行事等における著作権の扱い
  5. 教材の紹介

 

1.新学習指導要領でのカリキュラム編成

各校の新課程のカリキュラム編成の予定を確認した。以下の要因がカリキュラム編成に影響を与えていた。

  • 統廃合や、市立高校の府への移管等各校の置かれている状況
  • 各高の生徒の実情
  • 他教科の状況(成人年齢引き下げにともない、家庭科を早い学年から学習することがカリキュラム上求められている等)

2.大学共通テストへの情報Iの導入、対策

現在共通テストの方向性について再検討がなされている状況もあり、不確定要素が多い。
詳細が見えてくるまで、共通テスト導入に向けた対策も困難な状況である。

3.府立高校のネットワーク環境

市立高校の府への移管も見据え、現状の府立高校のネットワーク(校務用ネットワークと教育用ネットワーク)の状況確認を行った。

4.学校行事等における著作権の扱い

○ 学園祭におけるクラスTシャツのデザインの指導

生徒会担当が、著作権に関してデザインをチェックする体制をとる学校が主である。
教員だけでは、最近の著作物について把握しチェックをすることが難しいという指摘もあった。

○ 学園祭等における音楽の利用

ケース別に利用について載せたJASRACのWebサイト(https://www.jasrac.or.jp/park/inschool/index.html)が参考になる。

5.教材の紹介

○ グループワークのアイスブレイクの教材紹介

○ アンケート分析の授業

以下の形式の2例が紹介された。

  • グループでアンケートを制作、分析し問題解決の提案を行う。
  • 教員が制作したアンケートを配布して実施。グループごとに異なるデータを与えて分析させる。

アンケートは作為的な性質があり、上記のような教材を扱うことでアンケートが便利で正しいと教える教育に陥ってしまうという意見もあった。

○ 座学形式の授業

  • 教科書に基づいて内容を取り扱うべき。
  • 情報のディジタル化は、本来中学で扱っているはずだが十分指導されていない状況がある。
    CSアンプラグド(https://csunplugged.jp/)を取り入れると指導しやすい。

(3)諸連絡

次年度の全国高等学校情報教育研究会(愛知大会)の日程確認