大阪府高等学校情報教育研究会 2006年度活動計画

 

(1)新規採用教員に対する援助

・本年度より、「情報」教員が大阪府でも新規に採用、配属されるようになった。しかしながら、教科の指導教官がいない状態に置かれている新規採用教員も出ているし、情報の教員は各校1名程度の配置であることが多く、校内で孤立化する恐れもある。本研究会としては、以下に述べる専門部会や地区部会などを通して、新規採用教員が安心して教科活動を行えるよう、できる限りの援助をしてゆきたいと考える。

 

(2)専門部会の充実

・専門部会を学期に1回を目標に開催し、指導教材の充実を図る。また、新たな研究テーマを掘り起こし、取り組む。

・当研究会会員の専門部会への参加は自由であるが、参加形態・時期・告知方法などにさらに工夫を加え、より多くの参加者を集められるように努力する。また、新規採用教員には本研究会からアプローチを行い、参加を募りたい。

・専門部会のWEBページを積極的に運用し、情報の発信に努める。

 

(3)地区部会の充実

・学期に1回をめどに地区部会を開催し、情報交換をおこなう。

・専門部会での研究内容を地区部会で浸透させるだけでなく、地区部会で提起された内容を専門部会にフィードバックできるよう、連携をさらに密にする。

・各校1名の参加を確実にするよう様々な方法で参加を募る。特に新規採用教員に対して参加のしやすい形を工夫し、できるだけ多くの方の参加を目指す。

 

(4)他の情報教育関連研究諸団体と積極的に協力し情報交換をはかる。

・近畿情報教育連合との連携をはかり、近畿他府県との「合同研究会」を実施し、学習の場とする。

・その他、情報教育関連書団体との協力関係を強化する。

・昨年度に引き続き、大阪府私学教育情報化研究会が行っている様々な取り組みに協力し、府下の公私立の連携をさらに強化する。

 

(5)公開授業を積極的に実施する。

・私学の授業公開キャラバンに協力するとともに、独自の公開授業の実施に今年も努力する。

・個人的に授業を公開する動きがある場合、昨年度に引き続きこれを支援、協力する。

 

(6)機関誌・会員が独自に開発した教材などのディジタル化をさらに進め、共有化できるようにつとめる。

 

(7)インターネットを活用し、会員相互の情報交換の場を設ける。

・隔週でメールマガジンを発行し、会員相互の情報交換の場を設ける。

・会員相互の情報交換のために設立したMLを充実させる。

・授業で利用できるWEBサービスを開発してゆく。また、この開発に協力してもらえる会員を広く募る。